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食べることは、生きること。長寿社会に必要な、食事のケア

長寿社会によって、自宅療養も長期化。ケアする人にもゆとりを

こんにちは。

この度は当サイト[高齢者にとっての生きがい食事とは!介護食・宅配弁当が話題!]へのご訪問ありがとうございます。

サイトの記事を執筆しております、管理栄養士のoharu(おはる)です。

私は、これまで病院の管理栄養士として勤務し、様々な患者さんやそのご家族と出会いました。私が生活している地域は日本の中でも特に高齢化が進む地域だった事もあり、多くのご高齢の患者さんとそのご家族と接する中で、たくさんの事を学ばせていただきました。

噛む力が弱くなっても、病気があっても、高齢者にとって食事は生きがい

長寿社会によって、自宅療養も長期化。ケアする人にもゆとりを

ご高齢の患者さんは噛む力や飲み込む力が弱くなっている事が多く、ナースやリハビリのスタッフとも相談しながら、おかずを刻んだ形態の食事や、ミキサーにかけてトロトロにした形態の食事を提供する事も多くありました。しかし、患者さんのベッドサイドにお話しを伺いに行くと、提供していた食事について、「お粥なんて食べられない!」「こんな得体が知れないおかず、食べる気がしないよ!」と、お叱りの言葉を頂く事も多々ありました。

食事は安心、安全である事はもちろん大前提なのですが、それだけでは食事が思うように進まないといった事はとても多いケースです。患者さんにお話しを伺う中で、「○○(洋食屋さんの名前)のビフテキが食べたいな〜」といった希望や、「お彼岸だから今まではおはぎを手作りしていたの。あんこも自家製だから、おいしいのよ〜」といった自らの経験を生き生きとお話しして下さる患者さんも多くいらっしゃいました。

その様な経験を通して、食事は、その人の生き方を反映していて、食事を食べてもらうには、その人の嗜好や意思の尊重する事も大切であると再認識したのでした。

長寿社会によって、自宅療養も長期化。ケアする人にもゆとりを

噛む力が弱くなっても、病気があっても、高齢者にとって食事は生きがい

厚生労働省による平成30年の最新データでも、日本人の平均寿命は男女共に80%を超え、とある海外の研究では現代に誕生した子供の半数は100歳より長く生きると提言される等、今後も日本人の寿命は延びていくと言われています。

また、病院のベッド数の削減や、自宅での療養を希望される高齢の方が多いという事もあり、今後高齢者のケアは在宅化が進み、食事の用意等も患者さん自身やご家族が行ったり、ヘルパー等に指示を出して用意してもらうといった事が増えていくでしょう。

しかし、人生100年時代と言われる今、介護する人も定年を過ぎても働いていたり、高齢者夫婦のみの世帯の増加等、食事の準備をはじめとしたケアは、人手や時間が確保する事が難しい状況も多いでしょう。

実際に、高齢の患者さんが自宅へ退院する前のカンファレンスにも幾度となく参加しましたが、ご家族や介入してくださるヘルパーさんは、食事の準備に関して多くの不安を抱えておられました。

「刻んだりする機械が家にはない!」「栄養バランスは整えてあげたいけど、何品も準備できない…」「持病があって塩分やたんぱく質の制限があるけど、一体どうしたらいいの」と、ケアをする多くの方が頭を抱えていたのが印象に残っています。

長寿社会によって、自宅での療養期間は長期化する事でしょう。そして、高齢者の方にできる限り長く元気に、食事を楽しんで欲しいと私は願っていますが、それはケアをする人にとっても共通の願いなのではないでしょうか。

そして、ケアをする側の人が心身共に元気でいる事も、長い自宅療養を支えていくにはとても大切な事です。

福祉サービスをはじめ、食事の配達等の便利なサービスは積極的に取り入れ、肩に力を入れ過ぎずにケアができると良いですよね。

当サイトでは、管理栄養士の立場から高齢の方の食事作りについてのヒントや便利なサービスをお伝えしていきますので、少しでもお役に立てたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します!

 

【所有資格一覧】

管理栄養士免許証
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がん病態栄養管理栄養士認定証
がん病態栄養管理栄養士認定証

病態栄養専門管理栄養士認定証

糖尿病療養指導士認定証
■ 糖尿病療養指導士認定証

>oharu(おはる)

oharu(おはる)

自身のスポーツ経験から管理栄養士を志し、大学卒業後総合病院の管理栄養士として8年勤務する中で高齢者の栄養サポートやがん患者に対する緩和ケア等のチーム医療にも参加。現在は幅広い年齢層を対象に予防医療の分野で活動中。

【所有資格】・管理栄養士・日本糖尿病療養指導士・病態栄養専門管理栄養士・がん病態栄養専門管理栄養士